山ちゃんのEV ほんね 編

電気自動車 購入動機

写真  先代の社長、宗弥さんが「みちやよ、これからはハイブリットカーの時代がくっからプリウスを勉強のため買うべ」と言って購入したのが平成17年、今や街の中はプリウスだらけです。 そうだ俺も最先端の車を買わなくちゃ!みたいな発想で三菱電気自動車アイミーブを購入したのは平成23年9月。 自分自身が率直に感じたことを偉そうに書いてみたいと思います、お付き合いください!

加速 スピード感

写真 納車当時、「電気自動車ってこんなに加速がいいんだ」って感じるほどの加速感でした。  本来、EVは加速がいいわけでトラクションコントロールもついているし・・昔、ポルシェターボと8輪車のEVで勝負したら片山右京さんがEVは加速が凄すぎてアクセルを踏めなかったという逸話が残っているくらい。

自宅充電

写真 自宅充電は200Vで4時間位(タイマーを夜中に設定) 家庭用100Vだと12時間が必要。 自宅充電は、時間をかけて充電をするのでバッテリーを傷めない。 (急速はド〜ンと大電流流すのでバッテリーには負担が大きい) 自宅に雨除けの車庫と200Vの設置が可能ではないと電気自動車は所有できないというのが普及しないひとつの要因。

充電ゲージ

写真 充電ゲージ、燃料計のイメージだと満タンだから余裕で長距離できそうだが、とんだわけ。(笑)購入当時、電気切れでレッカーを呼んだことがある。ロードサービスの担当者が「電気自動車?ガス欠?」って対応だった。笑  山ちゃんちのアイミーブの場合、容量の小さいバッテリー車なので普通に安心走行は60キロ。片道30キロまで。ここでエアコン、ヒーターを使うと半減!特にヒーターはかなり電気を食う。冬場でも距離によってはヒーターを使わず我慢。近場しか行きません、行けません。

急速充電スタンド

写真  基本30分弱の急速充電をするスタンドです。バッテリーを傷めないために80%の充電しか出来ません。。(急速充電をひんぱんにしているとバッテリーの蓄える力がどんどん弱くなります。)  山ちゃんのEVを例にとると安心距離60キロですから急速充電で48キロ走れることになります。しかしそうは問屋が卸さない。エアコン、ヒーター、ワイパーにライトで電気を消費しますので、安心走行距離は30キロですかね。これが現実です、スマホと同じで色々使うとすぐ無くなります。

急速充電スタンド 実情

写真 公共の施設以外にもチラホラと充電スタンドがあります。料金も1回500円のところもあれば、会員制の1分いくらの所もあります。なかなかかゆい所に手が届く状態ではない。高速のSAでは充電中に食事に行き、次の人が使えなかったり・・PHEVとEVで喧嘩になったり、割り込みされたりとサービスエリア等のトラブルが多いみたい。スタンド設置しましたといっても1台しかなく夜間は防犯の為、使用できなかったり。ま、設置コストと採算を考えると今現在、普及は難しい。今後の最重要課題ですね!

フロントマスク かわいいしょ

写真 山ちゃんちのアイミーブ、フロントマスク かわいいしょ。 コンセントマークは三菱さんの許可を得てパクらせてもらいました。 新車当時は小学生、中学生に大うけでしたが最近は「別に」みたいな。(笑) 電気自動車のアイミーブ、思ったほど売れませんでした。っていうか皆無?(笑) お客様より「電気自動車どうよ?」{やめたほうがいいですよ。}と答えていました。 でも山ちゃんにとってはラッキーです。鹿沼ではアイミーブ乗ってるのは山ちゃんちだけ?ですから・・目立ちます、たぶん。

9年乗ってみて思った! 海・山は無理

写真 9年乗ってみて思った! EVはスキー・スノボには行けません。 大雪で渋滞しバッテリー切れたら凍死します。 水害地区と海辺では所有できません。 EVは水と塩が大敵! EVは「取扱い、分かりやすく言うとスマホのデッカイやつと同じ」 笑

9年で走行43000キロ

写真 アイミーブに乗って9年、走行40、000キロ過ぎてもクオリティーは新車のままです。 エンジン音が変わった、加速が悪くなったとかは電気なので皆無です。 「2030年以降には車はEVに」 みたいな報道で最近街中でも暖かい目で見られるようになりました。 笑
 

令和2年12月 9年乗って思うこと

写真 EVは加速よくストレスもなくスムーズな走りと乗り心地で充電問題をクリアすれば最高の車です。しかし、もろ刃の剣でもあるのです。 壊れない、交換部品がない(オイル交換もない)一度作ったら終わりだから、雇用を生まない、雇用がないから車が売れない。やっぱ、適度に交換部品がないとね・・