
今、世界の注目の的は、六カ国協議(日・米・中・露・韓・北鮮)だと思います。
各国が主張を言い張って中々まとまらない状態です。日本が主張している拉致問題は端へ寄せられて、核の問題だけが協議されているようで、北鮮は核を停止する見返りに重油を200万トンと電力200万キロワットを要求し途方もない事を言って協議がまとまりません。
この協議は、北鮮が核を作る事、保有国とならないようにと協議している事で、核すなわち原子爆弾の事であります。世界中で日本だけが原子爆弾の被爆国です。1945年8月6日、9日と広島、長崎へ落下され甚大な被害を受けています。それと同じ物を北鮮は作り保有しようとしているのです。それを阻止しようとして協議をしているのです。
しかし、米国、中国、露国は核を保有しているのです。「俺は持っているがお前は持つな」に等しい理屈と思います。核兵器は絶対使用してはいけない兵器です。もし一国が使用すれば報復に使用し連鎖的に使い出したら地球は破滅します。故に全世界の核兵器を全部廃棄してから北鮮に言うべきと思います。
世界中が核兵器の生産研究を中止して平和のためにその費用を使用すべきと思います。使用出来ないと思われる核兵器を持っていてどうしようとするのでしょうか。
62年前(1945年)に原爆を投下された被害国だからこそ世界中に向かって核兵器破棄を大声を出して言うべきだと思います。幸い13日に6カ国協議は合意事項をまとめた共同文書が採決し閉幕しました。この事項が平和に向かって前進する事をひたすら祈るものです。
山ちゃんの瓦版 第95号